昨日、子どもの参観会があり
学校に行って来たのですが
だんだかすごく疲れるというか…。
得体のしれない疲労感を感じることって
日常でありませんか?
こんにちは!
英語コーチの遠藤さちです。
実はこのような言葉で表現しづらい気持ちを抱えた状態って
大きなストレスを感じていたりするのです。
こういうとき、
英語が気持ちの整理にすごく役立つって知ってましたか。
以前、「膝が痛い」を英語にするとき
My knee felt pain. ではなく
My knee hurts.
が自然です。
という内容のブログを書きました。
「ネイティブが聞いても、自然に聞こえる英語を話すコツ」

英語を話すときはいつも
「誰が」」「どうするのか」「何を
を明確にすると自然な英語になりますよという話。
そして、この「主語をはっきりさせる」考え方は、
実は英語力だけでなく
気持ちがスッキリするの気持ちの整理にも役立ちます。
たとえば、こんなことはありませんか?

子どもがスマホばっかり見ていて、
注意しても、全然やめない。
ついイライラしてしまう。
そんなとき英語だったら
この気持ちをどう表現するかな?と考えるんです。
すると、イライラの中にいろんな気持ちがあることに気づきます。
<Case>
子どもがスマホばかり見ていいてイライラする
Step 1:感情をそのまま言ってみる
I feel irritated.
(イライラするなぁ。)
Step 2:なぜイライラしているのか?を考える
I feel irritated because my son keeps looking at his phone.
(息子がずっとスマホを見ているからイライラする。)
Step 3:本当の気持ちに気づく
I want to talk with him, but he doesn’t listen.
(話したいのに、聞いてくれない。)
I feel lonely.
(なんだか寂しい。)
ここまで気づくと、子どもに掛けられる言葉も
「スマホやめなさい」
じゃなくて
「お母さんとお話しよう」
に変わります。
人間の脳はダメ!を聞くことができないので
「○○やめて」というより
ずっと届きやすい表現になるんです。

英語にするとき
自然と「誰が」「何を」「どう感じているのか」を整理します。
それが“心の整理”にもつながるんです。
英語を学ぶことで身につくのは
単なる言葉のスキルではありません。
それは、自分と相手を客観的に見つめる力。
英語を学ぶ=“自分を俯瞰して見る”トレーニングです。

この法則を見つけてから
本当に自分は子育て期間に英語をやり直して良かったなぁと思いました。
今日紹介したこの練習は
・英語の型を覚える
・感情を整理する
・思考を客観視する
3つを同時にトレーニングできます。
ぜひぜひやってみてください。


