ネイティブにも自然に聞こえる英語を話したい


「意味は合ってるのに、なんだか不自然…」

英語学習に慣れてくるとこういうことがよくあります。

こんにちは!
英語コーチの遠藤さちです。

先日のレッスンでのこと。

過去形と現在形の対比を練習していた生徒さんが、

こんな英文を作っていました。

My knee felt pain.
膝が痛かった

この文章、じつは不自然なんです。

どこが不自然かわかりますか?

確かに「痛み」は感じるし

日本語では「膝が痛い」と言うので、

My knee felt pain. と言いたくなる気持ちは

とてもよくわかります。

では、何が違うのか?

膝は“感じる”ことができません。

だからMy knee felt…とは使えないんです。

もっと自然に伝えるなら

My knee hurt.

ポイント

英語で大切なのは、

「痛みを感じる主体は誰か?」を意識すること。

痛みを感じるのは “自分”(I)

でも痛むのは “膝” などの部位

このときは “hurt” を使うのが自然。

 *ちなみにhurtは過去形も過去分詞も”hurt”です。

自然な英語を身につける練習方法

① セットで覚える

まずは「痛む部位+hurts」をセットで覚えましょう。

・My knee hurts.(膝が痛い)

・My head hurts.(頭が痛い)

・My back hurts.(背中が痛い)

・My stomach hurts.(おなかが痛い)

・My tooth hurts.(歯が痛い)

この“型”を体にしみこませるように

「○○が痛い」の○○を入れ替えていろんな文を作ってみましょう。

② 口でリズムを覚える

次に、声に出して、短いリズムで繰り返してみましょう。

たとえば

My knee hurts.(マイニーハーツ)

My back hurts.(マイバッカーツ)

リズムごと覚えると、迷わず口から出てくるようになります。

「頭で考える」より「体で覚える」が近道。

これが、多くの日本人学習者がやらない大事なステップです。

③ 実際の場面でつぶやく

実際に痛いとき・疲れたときなど、リアルな場面で口に出してみましょう。

たとえば

朝起きたときに「My neck hurts.」

筋肉痛のときに「My legs hurt.」

日常の体験と結びつけることで、

感情を伴った表現となり、英語が“生きた感覚”として定着します。

ネイティブが聞いても自然な英語を身につけるポイントは

①「誰が(なにが)」を意識する

②「文章の型」をセットで覚える

③声に出してリズムで定着させる

④実際の体験とリンクさせる

1語1句単語単語を英語にしていくと、

不自然で伝わりづらい英語になってしまいます。

「英語として自然に伝わる形」は

ある程度知識を理解したら、頭で覚えるのではなく、

体にしみこませるように、口と耳を活用させていきましょう。

わかる、から、使える”に変わる第一歩になります。

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この記事を書いた人

英語コーチさち@@40歳からのやり直し英語
[35歳から英語やり直して英語講師に]
留学、海外経験、フレーズ暗記不要
言いたいことを英語でスルッと表現し
海外の方と会話を楽しめるようになる
英会話学習メソッドでコーチング
お客様の変化
・おうち英語を嫌がる子も英語好きで自信が好きで持てるように
・言いたいことを英語で表現できるようになり海外に1か月住めた
・やるべきことがはっきりわかって行動できた

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